感動ありがとう! 男子1500m 第105回日本陸上競技選手権

 
 

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こんばんはにじいろスポーツです。
 
6/24(木)~6/28(日)にヤンマースタジアム長居で第105回日本選手権が開催されました。
今回は日本一を決めるだけではなく、東京オリンピック代表選考レースでもありました。注目度大です。
そこでにじいろスポーツも6/25(金)と6/26(土)に日本選手権を観戦にいきました。
 
史上最高のメンバーがそろった男子100mをはじめ、北口選手が61mを3度もクリアして代表内定を決め、優勝を決めた女子やり投げ、日本新が誕生し、3人もの代表内定が決まった男子3000m障害、ほかにも日本のトップアスリートが全力で戦う姿を目の前で見れて本当に幸せでした。
 
しかし、にじいろスポーツが今回一番感動したレースは上記のどれでもなく、男子1500mです。
なぜなら今回の男子1500m、実は105回の長い日本選手権の歴史の中で最もレベルの高いレースだったからです。えっ?
女子じゃなくて男子?とおもう方も多いと思いますので理由を説明します。
 
ちなみに結果は下記
1位 河村一樹 トーエネック    3:39.18
2位 森田佳祐 小森コーポレーション3:39.59
3位 舟津彰馬 九電工        3:39.99
4位 高橋佑輔 北海道大      3:40.34
5位 荒井七海 Honda     3:40.65

 

スタート直後にさっと前に出たのが、洛南高校3年生の佐藤選手。先輩選手を引き連れて堂々と800mまで先頭をひた走ります。400mを57秒。800mを1分58秒。堂々としたものです。その後昨年度のチャンピオン館澤選手が早くも先頭へ。このまま逃げ切るかと思いきや、ラスト1周で日本新記録を5月に更新した荒井選手が先頭に立ちます。1200mは2分59秒。しかし、森田選手、河村選手がそのすぐ後を追います。大混戦です。
ラスト100mになり、河村選手が大外からものすごいラストスパート。すごいスプリント力で他を圧倒し優勝されました。
いや~最初から最後まで熱い戦いでした。
 

3分40秒切りが3人。

 今回3分40秒を3人の選手が切りました。4位高橋選手、5位荒井選手も40秒台です。実は過去の日本選手権で3分40秒を切った日本人選手はわずかに2人のようです。(決勝記録のみ調べました)
いかに日本選手権という大舞台で3分40秒を切ることが難しいかを物語っています。
 
1991年奥山光広さん(ヤクルト)3’38”88(大会記録)
2019年戸田雅稀さん(サンベルクス)3’39”44
 
確かに日本選手権は記録より勝負ということもありましょう。
それは本年も同じことで、その証拠に最後まで体をぶつけあいながらゴールを目指してました。
 

「レースやめた方がいいんじゃない??」と思うくらいの激しい雨

 
女子の1500mの時は、雨はほとんど降っておらず絶好のコンディションでした。それが男子1500mがスタートする直前から、急にゲリラ豪雨のような雨が降ってきまたのです。
屋根のない席にいた観客は次々と避難します。
私は幸い屋根がある席だったのですが、屋根に打ち付ける雨音がうるさいくらいすごい勢いで降ってました。
「レースやめた方がいいんじゃない」という状況でしたが、定刻になりレースが始まりました。インレーンには水が溜まっており、選手はびしょびしょになりながら走ってます。
目も開けられないような状態だったのではないでしょうか。
 
そんな劣悪な環境だったので、本来であれば記録的には低調なはずです。
がしかし、上述にも記載した通り、過去2人しか達成していない40秒切りを3人が達成するという史上最高のレースが行われたわけです。
 
男子1500mは春先から好記録が出ておりました。5月に日本新記録が更新され、今回も状況さえよければ37秒台いや36秒台がでていた可能性は十分あると思いました。この劣悪な環境でも39秒台が3人も出たということは日本の中距離レベルが確実に上がっていることの証明になりましょう。
 
これは7月以降のホクレンディスタンスや国体など、記録、勝負ともに男子1500mに期待できます。
これからのレースから目が離せませんね。
 
本当に感動しました。ありがとう。
 
にじいろスポーツ